WEB本の雑誌

10月23日(月)

 本の雑誌社入社11年目に突入。
 よもやというか、まさかというか。ただ一言。「こんなはずじゃなかったのに…」

 本人が「書いて下さいよ」というので仕方なく書くが、藤原は定時の始業時間10時に出社。「普通のことを普通にしただけで威張るなよ」と言うと、自称ダメ男好きの浜田が「リッキーはこれでも頑張っているんだから」と妙に藤原の肩を持つ。もしかして本の雑誌ダメ連でも結成したのか?

 こういう会社にいるとまた調子が悪くなるので、外に飛び出す。

 神田のブックファーストさんを覗くと、入口の什器が変わっているではないか。担当のSさんに話を伺うと「かなり明るくなったので、これで女性客も増えてくれるといいんですが」と話される。確かにとても明るくなっていて、キレイだ。

 東京、秋葉原、御茶ノ水、神保町と移動。

 てっきり『一瞬の風になれ』の3巻が発売になっているかと思ったが、同好の士お茶の水M書店Yさんに「明日だって」と言われ、残念無念。ああ、お前はキャバ嬢か? そんなにじらしてどうするの?

 しかしそのYさんが手にしていた『一瞬の風になれ』拡販グッズに目を奪われる。それはポップスタンドだったのだが、止めるところの針金がランナーの形になっているではないか。果たしてポップをつけた際にそれが見られるのかどうかわからないけど、良いなぁ、コレ。

 夜は12月発売の増刊文庫王国用の座談会収録。お題は「文庫版元メッタ斬り2006 文庫番付を作っちゃおう」なのだが、過去の座談会のうちで一番ヒートアップしたのではないか。笑い過ぎて腹が痛い。