●担当者●本屋 亜笠不文律 アガサジューン

2026年8月13日更新

『盆の国』スケラッコ

舞台は京都、8月15日。お盆はご先祖さまたちが帰ってきて、町中が賑やかだ。故人の姿が見える女の子・秋は、中学最後の夏休み、亡くなった祖父や飼っていた猫との再会を喜ぶ。しかし、明日は恒例行事、送り火の日... 記事を見る »
2026年7月9日更新

『花と頬』イトイ圭

《花と頬》は、作中で高い人気を誇る音楽ユニットの名だ。女子高校生の頬子は、《花と頬》のギターボーカルを父に持つ。父は自身が妻子持ちであることを公表しておらず、母は家にいない。頬子は音楽より文学をこよな... 記事を見る »
2026年6月11日更新

『偶偶放浪記』小指

偶偶=たまたま、放浪した記録。著者と仲間たちは、計画性など携えず、探求心の赴くままに散策を繰り返す。行き当たりばったりの衝動は常に未知との遭遇を連れてきて、結果、意図せずとも、すべてが味わい深い旅路と... 記事を見る »
2026年5月14日更新

『ランジェリー・ブルース』ツルリンゴスター

『ランジェリー・ブルース』、それがこの物語の名前だ。コミックスの表紙には、ひとりの女性。上半身、身につけているのは下着のみで、こちらをまっすぐ見据えている。ともすれば性的さを想起させる格好だが、その表... 記事を見る »
本屋 亜笠不文律 アガサジューン
本屋 亜笠不文律 アガサジューン
2025年、大阪市阿倍野区にて総合新刊書店を開業。喫茶席もあり古本も扱いイベントも行う。需要に応えつつ発見に満ちた品揃えを維持し、まちの本屋が持ち得る機能を多々備えた場所に。……ユーモア溢るる自己紹介を述べたいのに、クソ真面目宣伝と化している。書店チェーン雇用下で人生を全うするはずが、ミラクル大回転を経て経営者に。融資返済と業務過多に追い立てられるも、驚くほどに本が売れるさまは、全ての憂いをぶっ飛ばす効を持つ。書店減少、抗って参りましょう。