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現役書店員が週替わりでおすすめ本のご紹介します。
●担当者●文信堂書店長岡店 實山美穂
2019年4月11日更新
『幽霊塔』江戸川乱歩
3冊読み比べにチャレンジしました。いつもより長くなってしまいましたが、お付き合いください。①A.M.ウィリアムスン『灰色の女』論創社(2008年刊) 著者ウィリアムスン夫人は、1869年にイギリスで...
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2019年3月14日更新
『先生と僕 夏目漱石を囲む人々 青春篇』香日ゆら
夏目漱石といえば?『こころ』『坊ちゃん』『吾輩は猫である』『それから』『三四郎』...... ん? 旧千円札、確かに。etc. 日本を代表する文豪の一人なので、教科書で読んだ、課題図書で読んだ、国...
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2019年2月14日更新
『続あしながおじさん』ジーン・ウェブスター
『あしながおじさん』の原題をご存知ですか? そう『DADDY-LONG-LEGS』ですね。こちらは有名なのでご存知の方は多いと思います。では続編はどうでしょうか? 『DEAR ENEMY』といいます。...
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2019年1月10日更新
『茨木のり子集 言の葉1』茨木のり子
今回、茨木のり子を紹介するにあたって、作者や作品について、あまりつらつらと書くのはやめておこうと思います。詩を解説するより、読んだ時の印象を大事にしてほしいからです。 作者の代表作のひとつである「わ...
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2018年12月13日更新
『おしりたんてい むらさきふじんのあんごうじけん』トロル
祝・テレビアニメレギュラー放送! 2018年5月に初めてアニメ化され、夏にも新作アニメを7週連続放送し、子どもたちの人気をさらった『おしりたんてい』がとうとうレギュラー化です。 第1作が世に出たの...
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2018年11月8日更新
『『罪と罰』を読まない』岸本佐知子、 三浦しをん、吉田篤弘、吉田浩美
ドストエフスキーの『罪と罰』を読んだことがありますか? ある人は①へ、ない人は②へ。 • どんな話か説明できますか? 「ラスコーなんとかという青年が、老婆を殺す話」だと思った人は②へお進みください...
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2018年10月11日更新
『ノラネコぐんだん パンこうじょう』工藤ノリコ
子どもの頃好きだった絵本と言われると、『ぐりとぐら』『あおくんときいろちゃん』『ねずみくんのチョッキ』など数々のタイトルを思い浮かべます。しかし、大人になるにつれ、大抵は絵本とは縁がなくなっていくも...
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2018年9月13日更新
『崖の館』佐々木丸美
"この家には昔から血なまぐさい殺意がひそんでいた。" 美しい伝説を秘めた百人浜の断崖にそびえる白い洋館。そこに住む資産家のおばのもとに、高校生の涼子は5人のいとこたちとともにやってきた。いつものように...
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2018年8月9日更新
『完璧な涙』神林長平
"完璧な機械を語る完璧なSF小説である。そして、完璧な神林作品である。" 解説の巽孝之さんが、この作品について表現されている通りの、完璧なSF小説が今回の本です。 作者は1953年新潟県生まれ。長岡工...
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2018年7月12日更新
『負ける技術』カレー沢薫
●カレー沢薫の本を、公共の場所では読まないでください。 ●ヒエラルキーの上位者には全く必要のない本です。 今回、私の言いたいことは、ほぼこれだけです。興味を覚えた人は著者の本を調べてみてください。意外...
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2018年6月14日更新
『愛についてのデッサン ~佐古啓介の旅~』野呂邦暢
野呂邦暢という芥川賞作家を知っていますか? 1937年9月に長崎で生まれ、1945年、8歳で諫早市に疎開しました。同地で長崎への原爆投下を目の当たりにします。この時、同級生のほとんどが被爆して亡くな...
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2018年5月17日更新
『文盲』アゴタ・クリストフ
本ばかり読んで何もしない、と怒られたことはありませんか? この先5年間、本が読めないとしたらどうしますか? 著者は、1986年に『悪童日記』でデビューした、アゴタ・クリストフです。その時、彼女は...
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文信堂書店長岡店 實山美穂
長岡生まれの、長岡育ち。大学時代を仙台で過ごす。 主成分は、本・テレビ・猫で構成。おやつを与えて、風通しの良い場所で昼寝させるとよく育ちます。 読書が趣味であることを黙ったまま、2003年文信堂書店にもぐりこみ、2009年より、文芸書・ビジネス書担当に。 二階堂奥歯『八本脚の蝶』(ポプラ社)を布教活動中。
文信堂書店長岡店 實山美穂 最近の記事
『幽霊塔』江戸川乱歩
『先生と僕 夏目漱石を囲む人々 青春篇』香日ゆら
『続あしながおじさん』ジーン・ウェブスター
『茨木のり子集 言の葉1』茨木のり子
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