担当=大森望

原型は『ラブライブ!』二次創作。異色のSF作家・草野原々、早川書房から同社史上初の電子書籍デビュー!
2016年11月23日05:37
原型は『ラブライブ!』二次創作。異色のSF作家・草野原々、早川書房から同社史上初の電子書籍デビュー!
 先ごろ発表された第4回ハヤカワSFコンテストの受賞作は、大賞が該当作なし、優秀賞が吉田エン『世界の終わりの壁際で』と黒石迩守『ヒュレーの海』。両者はともに11月22日にハヤカワ文庫JAから刊行された...
16歳の新人作家、登場「『2分ぐらいここでしゃべれ』と言われて、『マジか!?』と」
2016年11月18日19:52

【【文学賞記者日記2016 11/18 第29回小説すばる新人賞贈賞式レポート】】

16歳の新人作家、登場「『2分ぐらいここでしゃべれ』と言われて、『マジか!?』と」
 ジャンルを限定しない長編小説の新人賞でいちばん打率が高いのは、集英社の小説すばる新人賞だろう。花村萬月、篠田節子、佐藤賢一、村山由佳、荻原浩、熊谷達也、堂場瞬一、三崎亜記、天野純希、千早茜........
三島賞
2016年6月24日19:56

【文学賞記者日記2016 6/24 第29回三島由紀夫賞贈呈式レポート】

三島賞"不機嫌会見"の人の受賞スピーチは?
『伯爵夫人』で第29回三島由紀夫賞を受賞した蓮實重彦氏は、5月16日の記者会見の席上、受賞の喜びについて訊かれると、 「まったく喜んではおりません。はた迷惑なことだと思っています。80歳の人間にこのよ...
シリーズものに光をあてる新設の文学賞、第1回は『しゃばけ』が受賞!
2016年4月12日23:53

【文学賞記者日記2016】

シリーズものに光をあてる新設の文学賞、第1回は『しゃばけ』が受賞!
 去る4月11日、東京・日比谷の帝国ホテルで吉川英治賞の贈賞式が開催された。  今年で第50回を迎える吉川英治文学賞(吉川英治国民文化振興会主催・講談社後援)は、エンターテインメント系の小説界でもっと...
ハルキ祭りの夜は更けて──『多崎つくる』発売カウントダウン・レポート
2013年4月12日19:04
ハルキ祭りの夜は更けて──『多崎つくる』発売カウントダウン・レポート
 本屋大賞発表会の熱狂もさめやらぬうちに今度はハルキ祭り。  ということで、4月11日深夜、代官山・蔦屋書店の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』発売カウントダウンに行ってきた。福田和也氏をゲ...
賢太、慎弥だけじゃない! 芥川賞会見の勇者たち
2012年2月6日14:08
賢太、慎弥だけじゃない! 芥川賞会見の勇者たち
「風俗に行かなくてよかった」発言で一躍お茶の間の人気者になった西村賢太に続き、今度は「都知事閣下と東京都民各位のために、もらっといてやる」発言で田中慎弥が大ブレイク。ここ3回はニコニコ動画で生中継され...
円城塔『道化師の蝶』攻略ガイド
2012年1月27日20:00
円城塔『道化師の蝶』攻略ガイド
 第146回芥川賞をめでたく(当欄の予想を覆して)受賞した円城塔『道化師の蝶』が、同じ〈群像〉初出の中編「松ノ枝の記」を加えて単行本化。予定を1カ月近く早めて、1月26日に発売された。  選考委員の黒...
伊藤計劃の遺稿を円城塔が書き継ぐ
2012年1月18日10:14
伊藤計劃の遺稿を円城塔が書き継ぐ
 1月17日に選考会が行われた第146回芥川賞は、円城塔「道化師の蝶」と田中慎弥「共喰い」の2作が受賞した。  東京會舘で開かれた記者会見の席上、次回作に関する質問を受けた円城塔は、伊藤計劃の遺作とな...
第146回芥川賞、決定直前・全候補作チェック&予想
2012年1月14日19:40
第146回芥川賞、決定直前・全候補作チェック&予想
 すでに発表されている第146回(2011年下半期)芥川龍之介賞の候補作5作は以下の通り。 石田 千(いしだ・せん)「きなりの雲」(群像10月号) 円城 塔(えんじょう・とう)「道化師の蝶」(群像7月...
第146回直木賞、決定直前・全候補作チェック&予想
2012年1月13日19:37
第146回直木賞、決定直前・全候補作チェック&予想
 すでに発表されている第146回(2011年下半期)直木三十五賞の候補6作品は以下の通り。  伊東潤『城を噛ませた男』(光文社)  歌野晶午『春から夏、やがて冬』(文藝春秋)  恩田陸『夢違』(角川書...