●担当者●中原ブックランドTSUTAYA小杉店 長江貴士

2009年4月2日更新

『煙る鯨影』駒村吉重

 つい最近知ったことなんですけど、クジラとイルカって同じ生き物なんだそうです。マジで。僕らの味方Wikipediaにはこんな風に書いてあります。 『イルカは、哺乳綱鯨偶蹄目クジラ類ハクジラ亜目に属する... 記事を見る »
2009年3月6日更新

『テンペスト』池上永一

 この作家の作品はもういいかな、って思っちゃうことってありませんか? これまで読んできた作品は割と面白かったし、これと言って不満があるわけでもないけど、でも新刊が出ても触手は伸びない。何でかわからない... 記事を見る »
2009年2月5日更新

『吉里吉里人』井上ひさし

 僕は残念ながら記憶力が昆虫並でして、色んなことをすぐ忘れてしまいます。高校時代までの記憶はもうほぼないし、歴史のような暗記系のテストは苦手だったし。オススメの本は?と聞かれても、そもそも最近何を読ん... 記事を見る »
2009年1月8日更新

『ピーター・ノースの祝福』渡辺やよい

 本にカバーを掛ける派ですか?掛けない派ですか? 僕はしないです。 僕はあらゆる時間に本を読みます。ご飯を食べている時、電車に乗っている時、バイトの休憩中なんかはもちろん、歩きながらでさえ本を読みます... 記事を見る »
2008年12月4日更新

『円朝〈上〉』小島 政二郎

 僕だけは買わないと思ってたんですよ。日本中の誰もが買ったとしても、僕だけは、って。 買ってしまいましたよ。デアゴスティーニから出ている「隔週刊 落語百選DVDコレクション」の創刊号。パートワーク誌に... 記事を見る »
2008年10月30日更新

『ワープする宇宙 五次元宇宙の謎を解く』リサ ランドール

 日本人3人に、ノーベル物理学賞(なんとノーベル化学賞もでしたが)。これを書いている今ちょうどホットな話題ですが、この文章が載る頃には落ち着いているでしょうか。ノーベル賞と言えば6年前、小柴さんの物理... 記事を見る »
2008年10月2日更新

『狼と香辛料』支倉凍砂

乙一・有川浩・桜庭一樹・橋本紡。この四人の作家の共通項は? なんて簡単すぎますよね。もちろん、ライトノベル出身の、一般文芸作家です。 ライトノベルはそもそも定義の曖昧なジャンルですが、最近のこの流れに... 記事を見る »
2008年9月4日更新

『孤独な鳥はやさしくうたう』田中 真知

最近では全然ですが、僕は高校・大学時代に、かなり写真に嵌まりました。高校入学のお祝いに(確かそうだったはず)、欲しいものをあげるというので、一眼レフのカメラを所望しました。それからというもの、イベント... 記事を見る »
2008年8月7日更新

『スカイ・クロラ』森 博嗣

空がある。 僕の頭上に、空がある。 そこに、僕のすべてがある。 美しさも、楽しさも、悲しさも、孤独も、意志も、強さも、 そして、生きる意味さえも。 すべてが、そこに溶けている。 僕らはきっと、空を汚し... 記事を見る »
2008年7月3日更新

『私を 見て、ぎゅっと 愛して』七井 翔子

人生で印象に残った小説を三冊挙げろと言われれば、二冊はすぐに挙げることが出来る。  一冊は、東野圭吾の「白夜行」だ。  僕は小学生の頃から本を読んでいたけど、ずっと偏った読書をしていました。小学生で「... 記事を見る »
2008年6月5日更新

『数学ガール』

 少し前ですが、エジプトに旅行に行きました。さてそこで大問題です!何かと言えば、飛行機です!  エジプトに行くには、十何時間も飛行機に乗らないといけません。これは困った。そんな長い時間何をしていればい... 記事を見る »
2008年5月1日更新

『鳥類学者のファンタジア』

 こんな人はなかなかいないような気がするんだけど、僕は生まれてこの方レンタルビデオショップの会員カードって持ったことなくって、つまり映画も音楽も僕の日常とはかけ離れた場所に存在するってことで、音楽は店... 記事を見る »
中原ブックランドTSUTAYA小杉店 長江貴士
中原ブックランドTSUTAYA小杉店 長江貴士
1983年静岡県生まれ。 冬眠している間にフルスウィングで学生の身分を手放し、フリーターに。コンビニとファミレスのアルバイトを共に三ヶ月で辞めたという輝かしい実績があったので、これは好きなところで働くしかないと思い、書店員に。ご飯を食べるのも家から出るのも面倒臭いという超無気力人間ですが、書店の仕事は肌に合ったようで、しぶとく続けております。 文庫・新書担当。読んでいない本が部屋に山積みになっているのに、日々本を買い足してしまう自分を憎めきれません。