WEB本の雑誌

1月15日(火)

 『ケ・マンボ食堂の午後 欧州ジグザグ放浪記』の事前注文を〆ながら、どこか淋しい想いにとらわれる。この淋しさはどこから来るのだろう?と頭を捻らせて、あることに気づいた。それは、先月まであった鈴木書店さん分がポッカリなくなってしまっていることだ。

 今回の鈴木書店さんの自己破産では、書店さんが素早く対応したため、取次店の変更が滞りなく行われた。おかげで、本の雑誌社では配本に関してはあまり実害もなく、順調に進んだ。しかし、心としては淋しいし、やるせない…。

 そういえば、自己破産後、営業をしつつ、書店さんで話を伺っていると
「本は他から入るとしてもあのスピーディさはどこにもない。いまさらながら鈴木書店の重宝さが身にしみる」と嘆く方が非常に多い。

 商売は潰れても、未だ現場では鈴木書店さんの話は尽きない。そして書店員さんの多くが、感謝の気持ちを持っている。