WEB本の雑誌

1月17日(木)

 直行で取次店廻り。22日搬入の『ケ・マンボ食堂の午後』の見本出し。25日の給料日前なので混んでいるかと身構えていったがそんなこともなく、順調にN社、T社を廻り終え、深夜プラス1の浅沼さんと昼食後、地方小出版流通センターへ。

 その後は書店さんを廻り、夜、会社に戻ると事務の浜田に「金子さんに近づかない方が良いですよ、何だか相当悩んでいるようなので」と進言される。が、僕の悪い癖で、そう言われるほど近寄りたくなっってしまい、勢い込んで金子の席に向かってしまった。

「どうかしたんですか?」と野次馬根性丸出しで質問するが
「あのね、スギエッチはいいの。」と金子はつれない。
「いいのって仕事でしょ?」としつこく食い下がると、どうも3月発売予定の当HP好評連載『恋愛のススメ』の単行本タイトルのことらしい。ならばこのロマンチストの僕をおいて誰が候補を出すというのか!と反論。しかし金子はハッキリと
「あのさ~、今頃ロマンチストなんて言葉を使う人に相談したくないんだよ」と言い、横を向く。……。

 うしろでその話を聞いていた進行の松村は「わたしは枯れてますから…」といつもの口癖で仕事に没頭。うーん、この会社で一番若い松村がそんなことを言っちゃぁなあ。でもいつも酔うと言っているし、まあ、今の狂ったような仕事量では致し方ないことか。きっと、ボロ雑巾のように働かせている浜本さんが責任を持ってくれるでしょう。

 いやいや、そんな心配よりも、今は『恋愛のススメ』の心配なんだと、思いつくままにどこかで聞いたことのある歌のタイトルのようなものを挙げていく。しかし金子はメモも取らず、耳すら貸していない様子。

 そこへ登場したのが、本の雑誌社恋愛マダム。浜田の登場。実は彼女、こっそりその手の本をたくさん読んでいるようで、次から次へと具体的な話をしてくる。例えばこういう状況の女はこういう言葉に弱い、タイトルよりも小見出し、帯が大切…などなど。金子も金子で突然ガバリと顔を上げ、しきりにメモを取り出す。

 いったいどんなタイトルになるのか乞うご期待を…。