WEB本の雑誌

2月7日(木)

 どうもツキがない。昨日もそうだったけれど、今日も営業マンのバッティングがやたらに多い。いや、それだけならまだいつものことなんだけれど、ここ数日、僕の前に来ている営業マンはとにかく話が長いのだ。

 そろそろ終わるかな? なんて在庫チェックをしながら待っているが、一向に終わる気配がない。これは順序を変えた方が良いと判断し、同じ駅の違う書店さんを訪問するけれど、今度はこちらは担当者不在だったり。とほほほと、結局元いたお店に戻ると、まだ話が終わっていない。

 ああ、これは別に僕がその営業マンを責めているわけでなく、ただただツキがないと言いたいだけだ。僕が逆に、その営業マンと同じように長く話し込んでしまう場合もあるわけで、これはもう運としか言いようがない。こういうときは店内を徘徊し、いつもは見ない棚も観察し、『本の雑誌』で記事になりそうな本を捜す。

 そうやって時間を潰している内にあっという間に30分が過ぎ、さすがに話が終わったようなので、いそいそと書店員さんに近寄っていく。ところが、いきなり手前の棚陰から、他の営業マンが出て来るではないか! ああ、またイチからやり直しだ。

 僕の営業はとても効率が悪い気がする…。でもひとりしか営業がいないので、その月、その時に会えなければまた来月になってしまうのだ。仕方なく時計とその後のルートを気にしながら、じっと棚陰で待つ日々が続いている。