3月4日(月)
横浜を訪問したところ、春の暖かさに誘われたのか、出版営業マンの山。入れ替わり立ち替わり書店員さんの前に現れる。これでは書店さん本来の仕事なんて一向に進まないだろうと心配しつつも、このまま帰社するわけにもいかず、とにかくスピーディな営業を心がける。
そういえば『本の雑誌』3月号の編集後記で浜本が同じような状況の書店さんを訪れ、観察した感想を書いていたっけ。その感想は、男性営業マンがおおむね書店員さんの忙しさを感じず、仕事と関係ない話をして長っ尻なのに比べ、女性営業マンは状況を把握し、さっそうとしていたということ。そして僕の営業を見たことはないが、さっそうとしていることを願いたいと結んでいた。
では、僕の営業スタイルは、浜本が願う「さっそう」系なのだろうか? 自分自身のことを客観的に判断することは出来ないけれど、どう考えても「さっそう」とはしていない気がする。浜本が見た男性営業マン諸氏と何ら変わらず、ダラダラと書店さんと話し込んでしまうこともあるし、その内容は仕事と直接関係ないことだって多い。一応それでも状況判断はしているつもりだが、お互い話が興に乗ってしまうと、どうにもならない。うーん、困った。
一応あの編集後記を読んで以来「さっそう」系を目指しているが、異様にスピーディに営業を切り上げ、お店を後にしようとすると「今日は何だか忙しそうですね、ちょっと相談したいことがあったんですけどまた今度にしますね」なんて言われてしまうこともある。これは状況判断の誤りなのか、僕がいまさら「さっそう」系を目指すこと自体が無理なことのか、よくわからない。
本日も横浜のM書店やY書店で、うしろに営業マンが並んでいるにも関わらず、妙に書店員さんと盛り上がってしまい結局長っ尻に。多分書店員さんは僕と話した分、残業することになってしまうのだろう…。
いったいどんな営業マンが一番良いんだろうか、僕はどんな営業マンになれば良いのかとちょっと悩んでいる。