7月2日(火)
常磐線ラインを営業。
まず恩の深い綾瀬のY書店Tさんを訪問しようと思って電車を降りた。電車のドアが閉まる瞬間、はたと気づく。そういえば、高架の工事で5月から何ヶ月か店舗改装になると聞いていたのだ…。改札を出ずに…それくらい知恵は働いた…覗いてみたがやっぱり工事中。わざわざこのために北千住で常磐線から各駅停車の千代田線に乗り換えたというのに、なんたることか。ああ。
次なるお店松戸のR書店さんへ。バックナンバーフェアを開催していただいているお礼も兼ねて。しかし不運は続くもので、担当のHさんはお休み。まずい…、このまま常磐線が全滅だと、今後の営業スケジュールがかなりきつくなると焦りだす。
一気に柏へ向かうが、ここでもしW書店のOさんとS書店のMさんに会えなかったら、取り返しのつかない大失敗になるなと電車のなかでかなり滅入っていた。
相変わらず、数年前の渋谷みたいな高校生がたむろしている柏駅を出て、恐る恐るW書店を訪問すると、おお、いきなりOさんとバッタリ。思わず泣きそうになるが、いきなりこんなところで泣いたらOさんがビックリするだろうと我慢。しかしなぜかOさんがいきなりのVサイン。なんとW杯によって散々たる売上が予測された6月。最後の週末で一気に巻き返し、前年比を越えたとか。喜びつつお茶。
その後、S書店のMさんを訪問。一瞬姿が見えなかったので「やっちまった…」と焦るが、しばらく売場を眺めていたらレジに姿を現す。良かった、良かったと声をかけたら「6月中旬まで杉江さんの写真でも貼って、切り刻もうと考えていたのよ」と恐ろしい発言。
やはりこちらのS書店さんも日本代表が負けるまで、とても声に出せないほど苦戦していたらしい。そんなときに小社HPを覗いてみたら、僕がW杯を観戦して有頂天に喜んでいる日記が掲載されていて、何だかわからないが「W杯が悪い」が「杉江が悪い」に変換していったとか。まあ、ベスト16で日本が負けたその日からお客さんが戻りだし、最後の怒濤の1週間で取り返したから、どうにか僕の命も持ったということだろう。
小社5月末の新刊『弟の家には本棚がない』もなかなか動き出さずジリジリしていたらしいのだが、その怒濤の1週間で売り切ってしまったようで、いつも余計なことばかり話している僕を心配して、Mさんから補充の注文を頂く。ありがたい限り。
その後、新松戸S書店を訪問し(Tさんに会えず)、武蔵野線、南越谷のA書店で仕事を終える。会社に直帰の連絡を入れると浜本が「あれ?もうJリーグ始まったの?」と言われる始末。
サッカーで直帰出来る会社というのは確かに幸せだけど、仕事をしていてもすべてサッカーだと思われる会社というのは不幸だ。