8月6日(火)
朝、テレビを見ていたら、今年一番の暑さと言っていた。毎日「今年一番」と言われ、「今日が峠」という声も聞こえてくる。暑かろうが、寒かろうが、とにかくこちらは外廻り。
それでも身体が慣れてきたのか、神経がいかれてしまったのかわからないが、営業中に暑いと意識することがなくなってきた。汗は流れ落ちるが、とにかくこれが「普通」なのだと思えば何でもない。ただツライのは、非常に疲労が溜まることで、足がだるくて眠れなくなってしまうのだ。
夜、匿名座談会の収録に立ち会う。「ネット書店員」3氏に集まって頂き、ざっくばらんにその業界のことを話して頂く。非常に興味深い話が多く、あっという間に3時間が過ぎてしまった。掲載予定は11月号、是非、お楽しみに。
さて、その3氏の話を聞いていて、一番僕が感じたのは、自分の仕事についてであった。3氏とも、とても聡明で、話に説得力があり、裏付けするデータがあり、その中から次へのビジネスステップを探されていた。また、かなり厳しい原価意識の下、利益を出す構造を作るため、日夜努力もされていた。
飛び交うビジネス用語もほとんどわからず、自分のあまりの無知さに頭を垂れる。僕はいったいこれまで何をしていたのだろうか? 12年間も社会人でありながら、経済というかビジネスというか、そういうものをまったく学ばずに来てしまった。ただただ毎日、目の前の仕事をするだけで、その先をまったく考えていなかった。そもそもビジネスマンという意識がなく、あまりに無自覚に働いてきてしまったような気がする。
本の雑誌社というかなり特殊な会社にいる限りそういうものは必要じゃないよな、なんて逃げの言葉を口にしつつ、どうしようとつぶやき、終電で帰宅した。