9月9日(月)
季節の変わり目だからなのか、ここのところ非常に調子が悪い。友人と会っても、サッカーを観ても、何となく心のなかに「…」があって、毎年恒例の健康診断の問診票に「何をしても楽しくない」という質問があるのだが、今ならきっと「はい」に○をつけるだろう。
仕事もプライベートも何だかうまくいかない。いや、今までだってそんなにうまくいってなかった。ただそれがあまり気にならなかっただけで、ここのところ妙にネガティブに気になりだしてしまったようなのだ。
誰かと会話した何気ない一言を、営業の移動中に反芻し、妙に深読みしてイラついてしまったり、あれは失敗だったなんて自己嫌悪に陥ってしまったりしている。
こういう状況だと仕事がキツイ。何だかモチベーションが上がらない。営業は、精神面が大きく影響するだけにツライ。
ちょうど十代の頃バイト先でお世話になっていた先輩に会う機会があったので、話を聞いてもらった。
「5年くらいって確かに糸が切れるかもね。杉江君の会社は異動もないしね。異動ってリフレッシュになるときもあるんだよね。それに働きだして10年でしょ。立ち止まるよね。僕の経験だと、目先を変えてみるってことが大事かな。今の仕事を違う面から見てみるとか。それとね、原点に戻ってみるんだよね、入社した頃にやっていた仕事で、なにか省いていることがないか思い出してね」
確かに、入社したときにノートに書き込んでいた仕事のなかで、意味がないように思えて省いたことがいくつかあった。そのことを先輩に話した。
「それ、それ。それをやってみなよ。一見意味がなさそうなんだけど、結構大事だったりするんだよ。それに、入社した頃の気持ちを思い出すよ」
会社を辞めるのも難しいが、働き続けるのもまた難しい。とにかく先輩から教わった方法を試してみようと思う。
◆今日売れていた本
柏地区 またもや登場!『パーク・ライフ』 吉田修一著 (文藝春秋)
「一般的に本を読まない20代男性が買っていくのが大きい。ここから読書の輪が広がっていってくれるといいんだけど」