WEB本の雑誌

9月18日(水)

 3連休を明けたら、あれほど山のようにあった『海辺のカフカ』村上春樹著(新潮社)が忽然と消えていた。それも5や10といった初回搬入の少ない書店さんではなく、50、100と入荷したお店の平台に影も形もないのだ。

 昨日廻った京王線は8件中、上巻の在庫があったのが1件のみ。今日廻った埼玉では7件中1件。計15分の2。これほど店頭在庫がないというのは凄すぎる。凄すぎるが、これで良いのか?という疑問も涌く。果たして読者は増刷の搬入まで「読みたい」という気持ちを持ち続けてくれるのだろうか?

 そんな僕の疑問よりも、実害を被る書店員さんの怒りと絶望は大きいようで、配本と追加の対応へ非難囂々の嵐。つい話を振ったら、大変なことになってしまった。とほほのほ。

 売れる本を作るときこそ、フォローが大変なんだよなと考えつつ、そのスッポリ空いた平台に『海辺のカヌカ』とか『渡辺のカフカ』なんてカバーをつけ、自社本を並べたくなってしまった自分が哀しい。

 本日は取次見本提出のため直行し、そのまま書店営業をしてレッズ戦に駆けつけるため直帰してしまった。だからまったく会社に顔を出していない。サラリーマンとしてこんなんで良いのかとちょっと反省する。

 しかし通勤や会社への戻りという無駄な時間が省けるので、この方が書店さんを多く廻れ、非常に効率的だということに気付く。営業はとにかく売上を上げればいいんだ! 明日会社に行ったら、浜本に週1出社を提案してみよう。