WEB本の雑誌

9月25日(水)

 月に一度のデスクワーク日。
 『本の雑誌』の編集後記と書店さん向けDMを作成。会社にいるとなぜか精神が疲れ、営業に出ると気持ちは楽なのだが肉体が疲労する。だから、こういう日の夜はなかなか眠れない。午前2時頃まで読書。

 先週買った7冊は、すでに未読を出さずに読み切ってしまった。どれもこれもお薦めしたいほど面白かったのだが、ある時ある人から「杉江さんが日記に書く本はあんまり面白くないのよね」と忠告を受けたことがあるので、それ以来、当欄で本の感想を書くのは控えるようにしている。

 ただ『建築に夢をみて』安藤忠雄著(NHKライブラリー)を読んで以来、年も忘れ「オレは建築家になる」なんて社内で大騒ぎするほどハマってしまった。実は僕、機械設計は専門学校で習っていて、それなりにしっかり勉強したのだが、果たして建築設計に通じるところはあるのだろうか?と今、真剣に悩んでいたりする。

 こうなると、本屋さんに行っても文芸書の新刊棚はそそくさと横目で確認するだけで、一直線に建築書売場へ向かってしまう。どれもこれも今まで見たこともない魅力だらけの本なので、おおコレだ!なんて手に取りまくる。

 しかし哀しいことに専門書はちっと高い。3000円なんてのがざらで、読むのにかかる時間が一緒だとしたら、文芸書平均1500円前後に比べると倍の金がかかる計算。本に対しての月予算1万5千円が3万円になると、これは妻子持ちのサラリーマンにはとても出せない金額。うーん、じっくり買うしかない。

 そのうちどこかで「炎の建築日誌」なんて連載を始められたら笑えるのだが、それはきっと夢の話。