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11月16日(土) 炎のサッカー日誌 2002.10

 昔、大洋ホエールズか横浜ベイスターズが11連勝だかした後に、同じくらい連敗して勝率が元に戻ったことがあったけど、今の浦和レッズはまさにそんな状態だ。

 なぜにこのチームで「優勝」なんて口走ってしまったのか? と、クビを傾げてそのまま逆立ちしてしまいそうなダメさ加減。あの時僕は完全に夢見ていたし、もちろん現実になると信じていた。

 しかし、夢はいつか覚めるもの。恐怖のスリートップだったエメとトゥットと永井は、単にピッチで孤立した3人衆に成り下がっているし、残り8人で守っていてもポロポロ穴が空き、失点を繰り返す。2ヶ月前にジュビロ磐田に勝った…なんてことはとても信じられない。いったいどうしてこんなチームで連勝できたのか? なんて質問は「人がなぜ生きているのか?」と同じくらい哲学的な質問だ。まさにこれぞサッカーの面白さなのであろうが、その現実に立ち会っているこちらはたまったもんじゃない。嗚呼、ツライ。

 本日もまったく得点できる気配がなく、シュートを打ってもキーパー真正面をつく不幸をいまだ引きずり、延長突入間近88分にガンバ大阪のマグロンに決勝点を決められ、あえなく敗退。

 駒場スタジアム・アウェースタンドからは、ガンバサポから「ウンコレッズ」のコールが沸き起こっていたが、反論する気にもなれず、またあまりの幼稚さに怒りも起きず、しずしず黙って帰る。

 嘆いていても仕方ないのだが、一度、禁断の果実(優勝争い)を囓ってしまった僕に、この体たらくを見せられては、とても気合いを入れて応援しろと言われてもその気になれない。J2落ちもないし…。ああ、よく考えたら選手も同じ気持ちなのか? 残り試合が2試合だから、連勝分の連敗がないのが救いか…。ああ、覚めない夢を見たいもんだ。