12月19日(木)
朝イチで銀河通信(http://www2s.biglobe.ne.jp/~yasumama/)でお馴染みの安田ママさんから電話を頂く。「日記に書いてあるとおり、『本の雑誌』1月号が売れている! 追加で20冊お願いします」と。
いやはやうれしい悲鳴をあげつつ、「直納します」と即答。ちょうど柏に営業に行く予定だったから、なんともタイミングの良い注文だった。
僕は妙にこの直納というのが好きだ。それは日頃お世話になっている書店さんに恩返しができる数少ない機会であるのはもちろんなのだが、それ以上に自社で出した本が平台でガクンと減っている様を見るのが何とも楽しくて仕方ない。
ひとり営業で直納が入るということは、今回のように予定していた営業コースが重なれば問題ないが、まったく違う方向だったりすると、半日は無駄になる。でもでも、そんなものは臨機応変に対応すればいいし、出版営業なんて本屋さんがあるところならどこで仕事場なのだ。とにかく僕は売れている痕跡を自分の眼で確かめたい。
そんなことを考えていると、今度は地方小出版流通センターのKさんから電話。昨日搬入した『おすすめ文庫王国』の在庫がなくなちゃったから持ってこられるだけ持ってきて欲しいとのこと。いやはやまた大興奮で、とにかく出来るだけ持っていきますと何も考えずに答えたが、電話を切った後、助っ人アルバイトの出勤予定表を確認すると、男がひとり。これは困った。
頭を抱えて、呆然としていると奥からのっそりと発行人も浜本が出てくるではないか? おぉちょうど今日は下版日だから徹夜で原稿を書いていたのね。おい、ちょっと待て…。ということはもしかして浜本は車で出社しているということではないか。それにこれから大日本印刷に詰めるわけだから、地方小出版流通センターがある市ヶ谷に行くのだ。
徹夜でハイテンションの浜本から無理矢理、車の鍵を奪い取り、『おすすめ文庫王国』100冊と『本の雑誌』1月号20+30冊を載せ、助手席に座った。もちろん売れていれば自然とみんな嬉しいわけで、浜本も不平不満を漏らさず車を走らせてくれた。
それにしても、売れていると忙しい。師走の忙しさに上乗せだから大変だ。僕は休みを取れるのか…。