2月14日(金)
昨日訪問できなかった地方小出版流通センターへ行き、新刊搬入の打ち合わせ。
こちらの担当Kさんと川上社長は、僕の師匠のひとり(ふたり)である。月イチの訪問の際、その都度、出版業界の疑問点を質問し、話を伺うようにしている。まさに地方小出版塾。
今回もいろいろと質問を投げかけたのが、川上社長の考える今後の展望を要約すると
「もう雑誌が売れる時代は戻ってこないだろう。ネットなどから最新の情報は手に入るから、雑誌の必要性は薄くなっている。でも電車のなかを観察していると本を読んでいる人は増えている。書店が雑誌屋から本屋になる時代なんじゃないか。しかし現在の書店数が適正数かというと難しい。たぶん今の半分くらいになってしまうんじゃないか? 二大取次店が新刊チラシを撒く書店数がそれくらいだし、出版社がしっかり把握して本を配本出来るお店の数もそれくらいだろう。で、出版社側が本を配本しやすいお店というのは、数字がしっかり見えて、本部機能がしっかりしているチェーン書店になるだろう」
深く頷きつつ、話を聞いていた。確かに僕もネットで最新情報が手に入るようになってから、ほとんどサッカー雑誌を買わなくなったし、返品率を考えれば、仕入の透明性の高いチェーン店が販売の基本になるだろう。突き詰めて考えていけば、確かにその通りで、他の商売だって、みんなそうなっているのだから。
しかししかし。そんな業界の流れのなか、ならば僕はどのように営業していけば良いのか? どちらかというと「本の雑誌」との過去の繋がりを大事にし、店の大小もチェーンの効率も考えず、毎日毎日ほっつき歩いているのだ。確かに無駄は多い。でも、でも、でも…。
※川上社長の話の要約に、もしかすると間違いがあるかもしれません。その際の責任は僕にあります。どうもすみません。