WEB本の雑誌

2月27日(木)

 誘われるがまま飲み会に参加する。出席者も何もわからず暢気な気持ちで向かったのだが、その会場にいる20名近い顔ぶれを見て思わず腰がぬける。ある版元営業マンはそれを「カリスマ書店員」の集まりと称した。確かに業界では、名の通った書店員さんがそこかしこに座っていた。

 それにしても、これほど帰りたくないと思った飲み会はない。僕は、終電が早いため、一足お先にお店を後にせざる得ないのだが、それでも飲み会が始まって4時間が過ぎていた。その4時間はあっという間に過ぎ去った。何の酒を何杯飲んだのか、何を食べたのかのかほとんど覚えていないけれど、そこで交わされた会話は、すべてしっかり頭に残っている。僕にとって大きな財産になるだろう。

 出版業界を変える…なんて大事は僕にはどうしようもない。何せ発言権も決定権もないし、実力もないのだから。

 でもでも、自分自身を変えることはいくらだってできる。本を売るために、本を作るために。まだまだ足りないことばかりで、その能力を上げるためのヒントがこの日一杯転がっていた。誘っていただいた書店さんに深く感謝。