4月7日(月)
今月の新刊、椎名誠著『いっぽん海ヘビトンボ漂読記』の事前注文短冊を持って、取次店を廻る。
取次店の仕入窓口は、銀行の窓口のようになっていて、ずらりと並んだ机の向こうに仕入担当者が座っている。出版社は新刊が出来上がると、こちらへ見本を持ち込み、どれくらい仕入れてもらえるか交渉する。事前注文分や過去の類書の部数、あるいは刊行後のパブ予定などを基準に、出版社はなるべく多く、取次店はほどほどにといった感じで、火花が散る。
最近の傾向は『減収増益』ってところで、とりあえず部数を抑えて、返品率を減らし、コストを減らした結果、増益へ。出版社も賭けをしなくなり、増刷はほんとに少部数でお茶を濁し、ひとまずの利益確保に走っている。売れていないのは、売る本がないから(物理的に)と嘆かれる書店さんは多い。
大丈夫なの?こんなんで、と思いつつ、自分だって守りだよなと頭を垂れた。