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9月1日(月)

 週末。
 我が浦和レッズはヴィッセル神戸に余裕の勝利。これで2ndステージ2勝1分。

 素晴らしい気分で会社に行くが誰もそのことに触れてくれない。サッカーどころか、スポーツの話題が一切でない会社も珍しい。敵チームのサポーターでも良いから、昨日のあの試合見た?なんて話がしたい。

 そんな会社で唯一の例外は事務の浜田で、彼女は姓名判断で「水商売が向いている」といわれただけあって、まったく興味もないくせに「昨日は浦和レッズがどうでした?」なんて一応聞いてくれるのだ。右の耳から左の耳へ一気に抜けているのがわかっていても、こっちはとにかく話されて気が済むのだ。

 ところがその浜田が今週は夏休み。その夏休みの行動が凄まじいのだ。

 まず日曜日。田舎から出てくる友人を羽田に迎えに行き、その足で御殿場のアウトレットに向かうそうだ。それだけで驚いていたところ、その夜には、月島へもんじゃを食べに行き、翌日の月曜日はディジニーシーで開園から閉園まで過ごすという。おまけにそのまた翌日の火曜日は、六本木ヒルズへ早朝から繰り出すという。

 全部友人の希望らしいのだが、いやはや恐ろしい。
 いや、そんなことより、僕の夏休みはどこへいってしまったんだ?