2月2日(水)
いつもいつも編集部に新刊スケジュールをズラされるのは、○月という、月だけの指定で予定を組んでいたからだと気づき、今年からは日にちまで一気に指定して予定表を提出してみた。
そこには当然チラシの制作〆切り日などもきっちり書き込んでいたのだが、いやはやビックリ、4月の新刊チラシがしっかり2ヶ月前の今日、出来上がっているではないか! 指定注文のみでやっている出版社の営業マンとっては、ほんとに一日でも営業時間が長いことが売上に繋がるので、非常に助かる。
荒木よ、この調子で一年間いってくれ。ところで『荒なみ編集部日誌』はどうしたんだろうか? 自分が荒なみに揉まれて終わってしまったのだろうか?
そのチラシを書店さんに送りたいのだが、何を隠そう営業部で作っているDMがまだ出来上がっていなかったのだ。これでは編集部に顔向けできないので、本日は予定を変えて、一日中DM作りに勤しむ。
夜、そのDM「本の雑誌通信」と注文書2通を作成し終え、一段落。
ふらふらと顔向け出来るようになった編集部に近寄り、昨日に続き「30周年」&「5周年」の話題を振るが、しかし誰もが気のない返事。たぶんそれぞれ今現在の仕事でいっぱいだからそれどこじゃないんだろう。
でもでもやっぱり30周年だよ。祝おうよ。しかも50周年はないと思うぜ、としつこく話をし続けていたら、浜本から「わかった、わかった、お前を、30&5周年事業推進委員会会長に任命するから、企画を紙に書いて提出しなさい」と言われてしまう。クソ、またひとり委員ではないか…。
しかし仕方ない。とりあえずすぐさま思いついたのは、『社史 本の雑誌』の出版で、これは前・発行人の『本の雑誌風雲録』と編集長の『本の雑誌血風録』に、現・発行人の浜本が書き下ろす『本の雑誌格闘録』を足した1000頁の豪華本。
それからもうひとつすぐに思いついたのは、『本の雑誌』1号から10号を合本にしての記念復刊。WEB本の雑誌の5周年の方は、「その日バーチャルがリアルになる 池林房貸し切り来るなら来い! WEB本の雑誌大オフ大会」なんてのをすらすら紙に書いて、早速提出。
果たしてほんとにどんなことが出来るのか? いやたぶん何も出来ないんじゃないかと思い出した夜8時。本の雑誌社30周年&5周年に乞うご期待?!