WEB本の雑誌

2月7日(月)

 午前中、娘が今春から入園予定の幼稚園で、「一日体験入園」なんてのがあったもんだから、駐車が出来ない妻のために、とりあえず車で幼稚園まで送っていき、幼稚園に停めてから出社することに。

 それにしても駐車も出来ない人間に車の免許を与えていいのだろうか、しかもゴールド免許だしと、運転しながらブツブツ呟いていたら、「だってポールが立ってないんだから出来るわけないじゃない!」と妻。うーん、だからそういう人に免許を与えてはいけないって話をしているんだけど…。

 その幼稚園で、事前に注文しておいた制服やら文房具やらを受け取ったのだが、このカワイイこと。思わず帽子とカバンを娘から奪い取り、園内でかぶっていたら、他の親御さんから冷たい視線を受ける。おまけに娘は泣き出してしまうわで、すぐさま退散し、会社に向かう。

 ちなみにこの制服やらで約10万円の失費。また入園金は別に10万円くらい払っており、しかもこれがお受験などするような幼稚園でなく、普通の幼稚園でこれだけ金がかかるのだからビックリ。思い起こせば次男坊だった僕は、いつもいつもお古で、そのことに関していまだに両親に不平不満を訴え続けていたが、いざ自分が買う側になってみると、できることならお古で誤魔化せないものかなんて考えてしまう。ハッキリいって低所得な我が家庭において、本を買う余裕はなくなりつつある。

 会社についてすぐ、印刷会社の人から営業を受ける。いつもと逆の立場に、思わずふんぞり返ってぞんざいに扱ってやろうかと考えたが、そこは哀しい営業マンのサガ、こちらの方が下手に出てついつい大変ですよね、なんて世間話を振ってしまう。

 その後は会社を飛び出し、大手町、東京、銀座、四ッ谷と営業し、夜は夜で、書店員座談会の立ち会い。その座談会は過去最高の面白さだったのだが、いったいどこまで活字に出来るのだろうか? うーん、怖い。