4月28日(木)
御茶ノ水のM書店さんを訪問すると、担当のYさんが「さぁ、今日中にいっぱい本、売らないとね! 5時以降が勝負。でも自分もいっぱい買って帰りそう」と話される。
そうか明日からゴールデン・ウィークで、御茶ノ水のような学生街やオフィス街は、ある意味ゴーストタウンになってしまうから、今日が戦いなのだ。しかもGW明けには、お客さんのお財布が空っぽになっているから、ここ数日に出た新刊はほんとにここが勝負どころなのだろう。
実際に統計をみたことがないからわからないのだが、なんとなく出版業界には年末年始やGW需要があるように語られ、そこに合わせて大量の新刊が吐き出されている。今週もかなり多くの新刊が出たようで、とある書店さんではもう並べられない!という悲鳴も聞こえてきたほどだ。
しかし本当にそんな需要があるのか? 4月末発売というのは逆に損をしているような気がするのだが、どうなんだろうか…。
とにもかくにも何を読もうかな…と思って本屋さんを訪れたお客さんに本屋大賞が役立つといいですね、なんて話していたら目の前で『夜のピクニック』が売れていった。うう、うれし。そして、ありがとうございます。
さあ、こちらももう一仕事やって、GW獲得だぁ!!