WEB本の雑誌

6月13日(月)

 思わず「あ」に「”」をつけて「あ”ーーーーーーーーーーーーーー」と叫んでしまったのが、土曜の朝6時30分、朝日新聞を見てのこと。

 いやはやほんとは前夜終電で帰宅したからまだ眠っていたかったのだ。しかし娘に「今日はサッカーもレッズもないって言っていたよね」と叩き起こされ、そのついでに寝ぼけ眼で新聞を取りに行ったのに玄関口で大声で叫んでしまったから、生後半年で9キロを超えもしや目黒さんの子供?と疑問を頂きつつある息子も起きるは、義母も起こしてしまうはで、いやはやスンマセン。

 何をそんな大声をあげてビックリしたかというと、この日の朝日新聞朝刊の一面が「文学賞異変」というテーマで「審査員から作家外し」なんて見出しが踊っているのである。そういえばそんなテーマで本屋大賞に取材に来られた記者の方がいたよな…なんて思いつつ文面を追っていたら我が名前が紙面にあるではないか! しかもなんかコメントしちゃっているよ。いや確かに何か話をしたのだが、てっきりテーマ的に夕刊の文化欄あたりだと思って気楽に答えていたのだ。

 早速、妻に見せると「いつか新聞に名前が載るようなことをするだろうと思っていたけど、良い方で載るとは予想外だった」とつぶやかれる。アホたれ! 俺に出来るのは所詮軽犯罪で、そんなもんじゃ一面に載るわけないだろう!。

 しっかしやはり一面は効果があるようで、電話やらメールやらが鳴りだし、さあ大変。我が父親は「苦労した甲斐があった」なんて涙声で連絡してきたが、母親はその奥で「なーに言ってるの、この子は何もしてないのよ、他の人がしたのをたまたま取材を受けただけよ。昔から調子良いのよ」なんて、いたって冷静にしかも正しい判断をしているではないか。

 まあ、「権威より販売促進」なんて言われると、二次投票の苦労が報われずなんだか哀しくなってしまうのだが、「本屋大賞」がこんな目立つところで言及されたのはとてもうれしい。しかも第一回、第二回大賞作品の『博士の愛した数式』や『夜のピクニック』の書名があがったのが何より。

 ちなみになぜ作家が選考委員から外れだしたか?って、経費削減が大きな理由なのではないかなんて思うんだけど。