10月15日(土) 炎のサッカー日誌 2005.14
サッカー選手として、いや人としてやってはいけないことがある。
柏レイソルの土屋は、自陣のディフェンスが浦和レッズの攻撃にズタボロにされると、もはやサッカー選手でも人でもなくなり、我がスーパー達也(田中達也)に牙を向いたのである。
足を狙ったスライディングに達也は吹っ飛び、駆け寄った審判がすぐさまタンカを呼んだことで、そこから約100メートル近く離れて観戦していた僕にも大けがであることがわかった。(あとからテレビで見たら足があり得ない方向に向いていた!)そしてもうひとつわかっていたのは、土屋がまさにそれを狙ってスライディングしていったことだ。走っている時点で、全身から嫌なオーラが漂っていたのだ。
タンカで運ばれていく達也を見つめながら、僕は神様に祈った。
達也がまたピッチに立てることを!
たとえ7対0という大勝利に終わっても、こんなプレーが飛び出す試合なんて見たくない! 我が罵倒選手ランキングの最上位、永久罵倒選手に鈴木隆行とともに、土屋は名を刻んだ。そしてこんなプレーにイエローカードも出ないなんて! じゃあ、誰が選手を守るんだ!!! 怒りで震えて家路につき、そこらじゅうにあるものを蹴飛ばそうと思ったが、それでは土屋と一緒だ。
カモン! スーパー達也