10月18日(火)
直行で横浜。京浜東北線でゆっくり寝ていこうと考えていたのに、乗り込んだのが途中で終点になってしまう蒲田行き。しかも混んでいて座れたのが田町じゃ意味がない。相棒とおるから「『インストール』の文庫を買ったが、何だか恥ずかしくて電車のなかで読めない」とのメールあり。何で?
10時30分、横浜着。さすがにこんな早くから営業するのもマズイので、ロッテリアでコーヒー。『脱出記 シベリアからインドまで歩いた男たち』S・ラウイッツ(ソニー・マガジンズ)を読みながら、今日の予定を考える。僕は一日2万歩歩いているのだが、これ、8年分足したらシベリアからインドくらい歩いているのかな?
東から西へ営業。M書店のYさんが公休だったのは大失敗。そうか、月曜でなく火曜だったんだよな。あわてて手帳にメモ。
昼は当HP「横丁カフェ」で熱い書評を書いていただいている有隣堂ルミネ東口店加藤さんと沖縄そば定食。ただいま二人の心を熱くしている『凍』沢木耕太郎著(新潮社)をいかに売るかで?大いに盛り上がる。
途中、加藤さんから「杉江さん、また自社本じゃないですよ」と指摘され、大笑い。しかし武士の情けか、順調なスタートを切った『作家の読書道』をフェア展開していただけることになり、追加注文をいただく。ありがとうございます。
午後からは関内、川崎、蒲田と雨はツライが順調に営業。
なかなかお会い出来なかった川崎のA書店Tさんに会え一安心。ただいまバックナンバーフェアも開催していただいており感謝感謝。そして、なんとこのお店の方が元・新刊採点員だったと伺い、そちらにもご挨拶。
蒲田のY書店さんでは、古くからお世話になっているTさんが異動されており、ご挨拶。お忙しいところ時間をいただき、お茶。蒲田というとなんとなく下町というか、狭い感じというか、本が売れるの?なんてイメージがあったのだが、このY書店さんはいつ訪問しても混んでいて先入観って恐ろしいな…と反省していたのだ。
そのことを素直にTさんに告白すると「そうなんだよね、でももっと売れるお店になると思うんだ」とあれこれ手を打っている話をされ、思わず聞き入ってしまう。Tさん、決して「必死に仕事をやっている感じ」を見せないのだが、ものすごく真剣に本と向き合っていて、カッコイイのなんの。
17時30分、会社に戻る。
降りて来た顧問・目黒に新刊情報を伝えつつ、本日初めてのメールチェック。
昨日行われた本屋大賞実行委員の定例会の議事録。「酒飲み書店員POPコンテスト」の次回のお題と進行スケジュールなど。うりこみ堂に登場していただいている海と月社の松井さんにメール。
19時から、会社の2階で12月9日搬入予定の『おすすめ文庫王国2005年度版』の座談会収録とその司会進行。匿名書店員による「文庫夏100フェアメッタ斬り!」(仮)。
誰が持ってきたのか? 新庄のポスターが張り出され、それを指さしつつ、大いに盛り上がる。収録終了予定時間を大幅に延長し、終わったのが22時。
帰宅23時30分。なぜか妻が起きていた。