1月10日(火)
なぜか突然暖かくなって、町には随分と人が出てきたようだ。新刊もポツポツ出だしたし、これでやっと年末年始が終わり、通常に戻ったということだろう。
まずは渋谷B書店さんを訪問し、本屋大賞実行委員会で作るフリーペーパー「LOVE書店」の配布を仕入れのTさんにお願いする。ついでにTさんはFC東京サポなのでサッカー話で盛り上がる。しかし盛り上がっているのは自分だけで、妙に冷たい視線を感じるのは大量補強のせいか。そのまま2階の文芸フロアに向かうが、レジに人が並んでいたので邪魔にならないようにと5階のコミック売り場を先に訪問。
すると『のだめカンタービレ』の展開されている棚にPOPが立っていて「限定版の予約受付は終了しました」の文字。えっ! 限定版? こんなに売れているコミックに、わざわざ限定版を作るの?
担当のSさんに質問すると「最近多いんですよ」と他のおまけ付きコミックも教えていただくが、どちらも人気コミックだったりして、そうなのかコミックは今それが普通なのか。そのうち文芸書もこういうものが出てくるんじゃないかと思ったけれど、よほどキャラ勝負の話しじゃないとダメか。作家のファンというも減っているから難しいかもな。
ああ、それにしてもこの『のだめ』も『ハチミツとクローバー』もこのSさんや山下書店新宿店にいた永嶋さんが「自腹S」なんて応援団を作って販促していたんだよなあ。それが今や大ベストセラーでいやはや感慨深い。
そのSさんからは「コミックに新規参入されて成功した本の雑誌社にはとても期待してますので、今年も良いコミック出してくださいね」と言われ、思わず赤面。コミック部編集長浜本茂様、頑張ってください! 僕も期待してます。
その後は京王線を営業。下高井戸の啓文堂さんでは文庫コーナーで『人間動物園』連城三紀彦著(双葉文庫) が、手書きPOPと共に大きく展開されていた。今や普通になりつつあるこういう店頭風景も、4、5年前は珍しかったわけで、「自腹’S」も含め、売り場もどんどん変わっていくんだな。