2月17日(金)
池袋を営業。
A書店のIさんと話しつつ、棚を眺めていたら妙に時代小説が多いような気がしだし、早速質問。
「もしかして時代の棚多いですか?」
「そうなんですよ、うちは年配のお客さんが多いんで、時代小説は大切です。文庫になっていてもやっぱり目につらいのか単行本を買っていただけるお客さんも多いんですよ」
そういえば僕の父親に本を貸すとき文庫本を渡すと「これ読めないんだよ、字が小さくて」なんて返されるし、いち早く老眼になった小社浜本も文庫本を読むのがつらそうだ。世の中これから高齢者が増え、しかもその高齢者は本を読む習慣を持っていた世代だから、もしかしたら本当に大きな字の時代が来るのかも。それと合わせてもう一度四六判の時代が来たりして、なんて考えつつ、次なるお店L書店さんへ。
担当のTさんに一昨日搬入した新刊『姿三四郎と富田常雄』よしだまさし著の売れ行きはどうですか? なんてまだ並べてすぐだからあまり期待せず聞いたら、なんとなんと初日で3冊も売れたというではないか。思わずTさんの手を取って喜びそうになったら、それでは変態。
うん? そういえばさっき店内アナウンスで古書展がなんていってなかったっけ? おお、L書店さんの上でスペースでやっているという。これは、もしやとても良いタイミングで本を出せたのではないか? 古本者の皆様、ぜひ古書展の後には新刊書店もどうぞ。面白い本が並んでますから!なんて。
夜は、横浜でY書店さんと酒。関内を出たのが22時48分。よく帰れたなぁ。