3月22日(水)
直行で船橋。
通勤本は、『ブンブン丸の「野村野球」』池山隆寛(小学館文庫)。
実は僕、かつては浦和レッズバカだけでなく、ヤクルトスワローズバカであり、明大ラグビーバカであったのだ。しかし娘が出来たときに、妻からどれかひとつにしてくれと言われ、泣く泣く浦和レッズを選んだのだ。
そうそうあの頃は、国立競技場から神宮球場や、秩父宮から神宮球場という、信濃町ダブルヘッダーをやっていたのだ。ちなみに池山は僕が熱心にヤクルトスワローズを応援していた頃の中心選手で、引退時の話などは思わず電車のなかで泣いてしまった。まあ、それでも野球選手本としては『在日魂』金村義明著(講談社文庫)の方が破天荒で赤裸々で面白いかも。
船橋では、松本から帰省されている安田ママさんと打ち合わせ。その後は新小岩、錦糸町などを営業。
錦糸町のブックストア談さんで、最愛の青春小説『ボルトブルース』秋山鉄著(角川書店)が平積みになっていてビックリ! これ2001年に出た本で、今頃平積みしている本屋さんなんて日本中でここだけなのではないか? うーん同好の士がいるのだろうか? 本日はそのことを確認できず残念無念。
ちなみに反対側にあるくまざわ書店さんも僕の大好きなお店のひとつ。奇をてらわず、スタンダードな中規模店。こういうお店が近所にあったら毎日寄って帰るだろう。
3時半。本屋大賞の協賛に名乗りをあげていただいた、ユーキャンさんへ。いきなり名刺交換のときに担当のMさんに「炎の営業日誌を読んでいるんですよ」と言われノックアウト。こうなっては良いカッコをしてもバレバレなので、とにかく理事長の浜本共々、感謝を伝える。
5時。会社に戻ると事務の浜田が高熱でこちらは正真正銘のノックアウト。彼女が二日酔いでなく早退するなんて! そんな浜田を顧問・目黒は「鬼のカクラン」なんて言っていたが、ここ数ヶ月本屋大賞の雑用で毎晩遅くてまで働いているからだろう。ゆっくり休んでください。