WEB本の雑誌

3月27日(月)

 いつもどおり9時に出社。

 通勤読書は本誌3月号で椎名さんが紹介していた『アマゾン源流生活』高野潤著(平凡社)。昨夜本棚整理をしていて、最後まで読んでいなかったことに気づいたのだ。ああ! ビックリ!!

 しかし地球っていうのはほんと広いもんだ。こちとら埼京線に揺られ痴漢に間違えならないように必死に両手をあげているっていうのに、アマゾンではジャガーが吠え、猿が木の実を割り、ヘビが脱皮し、何だかそのあまりの違いに、まるで星空を眺めているような気分になってしまった。

 先日読んだ『虎山へ』同様、世界のどこかで、今現在も、虎や猿や、あるいは怪しい微生物が猛烈な自然のなかで生きているってことを感じられるだけで、豊かな気持ちになれるのはなぜだろう。

 郵便物が届き、何だろうと開封するとおお! いつだかときわ書房聖蹟桜ヶ丘店で、Tさんが朝礼するそのわきで、生まれて初めて化粧をされ、写真を撮られた『スカウト』リクルート刊ではないか。

 すごいすごい本文だけならともかく、なんと表紙にもこの気の弱そうな営業マンの顔が写っているし、そういえば電車の中吊り使うかもなんて連絡もあったのだ。果たしてどうなっているのだろう? 

 とにかくリクルートに迷惑をかけてはいけない。
 相棒とーるに、シモザワよ。それに主ちゃん、へーし、みっちゃん買ってくれ~。
 子分・ダボよ、お前は100冊買え!