5月16日(火)
「幼稚園行きたくないなぁ…」と呟く娘。
よく考えてみたら、僕も毎日よく会社に行くよなぁ。
こうやってサラリーマンになるまでは、「サラリーマンにだけはなりたくない」なんて思っていたけど、なってみると大変で、しかも結構身体を壊してやめていく人も多いし、エラーして消えていく人もいたりする。長く勤められるというのは、ある意味それだけで尊敬できるのでは、なんて年とともに思うようになってきた。もちろんもう一方には、今でも「サラリーマンなんて」という気持ちもあるんだけど。
娘はぶつぶつ呟きつつもバスに乗り、僕もブツブツ呟きつつ会社に向かう。
埼京線のなかで『ガッザの涙 ポール・ガスコインの自伝』ポール・ガスコイン著(カンゼン)読了。前半のおちゃらけ具合から一転して、後半はケガ、不眠、アルコール、薬、元妻、孤独、お金、そしてマスコミなどとてもシリアスな話に。しかもこんなに赤裸々に語っていいのか?というほど実直に語られており、そこにいるあまりに淋しげなガッザの姿に思わず胸が痛くなる。誰か、ガッザを助けてやってくれえ!
会社に着くと7月刊の新刊チラシが出来上がっていた。先週、のんびりっち・藤原の尻を叩いたら、予想以上に早く仕上がってしまった。くく。こいつはあまり深く考えない性格だから、やるとなると早いのだ。
そうなると僕の方のDMがまだ出来ておらず、今度は藤原&浜田の本の雑誌「ある意味」最強コンビに、逆に尻を蹴飛ばされる。
本日は営業を控え、DM制作。
途中なんども手抜きをしようと思うがその度に前々編集者・カネコッチの顔が浮かぶ。
「へえ、これでいいんだ?」
あわててまた文章やフォントやらを手直し。
夕方にはどうにかできあがったので、今日はお開きと、助っ人学生と雑談。
お前らはたぶんこのダサさの中心にいるだろうと『ボーイズ・オン・ザ・ラン』を読ませていると、のんびりっち・藤原も手を伸ばしてきた。
「あ~、僕の友だちにこういう奴いますよ~」
「お前は違うのか?」
「僕はこんな空回りはしません!」
そこで社内は大爆笑。
早く自分というものを知った方がいいぞ、藤原くん。