5月23日(火)
埼京線のなかで『トーキョー・バビロン』馳星周著(双葉社)読了。相当面白いと思うけど、やっぱりノアールは苦手かも。何だか出社するのも、人と会うのも嫌になってしまった。
そうはいっても仕事をせざる得ず、営業に飛び出す。本日は、恵比寿、目黒、五反田、品川、田町と山手線各駅停車の旅路。
とある書店さんで、古くから付き合いのあるMさんに挨拶したら「店長が本屋大賞のことでいっぱい言いたいことがあるみたいだから早く顔出した方がいいっすよ」なんて言われ、思わず足がすくむ。
うーむ、ただでさえ怖そうな店長さんなのに、いったい何を言われるのか。杉江由次絶対絶命のピンチ。校長室に呼び出されたときの気分というか、中学校時代、隣中学の番長に「おめー俺の女に手を出しただろう?」(ほんとは逆なのに)と体育館裏に呼び出されたときと同じ心境か。
背中にびっしょり汗をかきつつ、背水の陣というか背汗の陣で、逃げるのわけにも行かないし、ここは腹をくくってと、バックヤードにいらっしゃる店長さんに声をかける。そしてこうなりゃ開き直るしかないだろうと、こちらから本屋大賞の話題を振ってみる。
そこから約1時間、怒られるなんてことはなく、本屋大賞の現状の問題点と改善案なんていうのをしっかり話していただく。かなり参考になる意見もあって、ああ、伺ってよかった。今度実行委員会でしっかり検討しましょう。
そして最後には「杉江くん。もっと頻繁に顔出しなよ。本の話いろいろしようよ」なんて。
うう、泣ける。
僕はやっぱりノアールじゃくなて性善説を信じて生きたい。