6月7日(水)
POPや展開、あるいは新聞なども作られ、熱心に本を売られているとある書店員さんを訪問し、今月の新刊『カフェ・ビエンチャン大作戦』を営業。
「面白そうですね~。ちょっと手にとってもらえれば売れそうだなあ」
「そうなると装丁や帯が大事ですね、えーっと装丁は…」と色校で上がっていたイメージを伝えようとしたらきっぱりこう言われた。
「いやそれは書店員の仕事ですね」
すごい職人魂に思わず感動。
しかし、その言葉のあとにこんな話が続く。
「でもですね、それが最近まったく伝わらないんですよ。POPを書いても多面展開しても手にも取ってもらえない、素通りなんです。その代わりテレビでちょっと紹介した本とか、そんなのばっかり競い合うように買われていく。いっぱい売れなくてもいいんです。これならせめて1冊は売れるだろうと思うような本がまったく売れなくて。もう悲しいですよ。他の書店さんどうしているんですかね。なんかこれまでやってきた販促の方法が通用しなくなっているような気がして、ほんと悩んでます」
果たして次の販促方法はどんなものがあるだろう……。うーん大きな宿題だ。そして大好きな黒田さんの本をきちんと売りたい!