6月22日(木)
昨日の酒とは関係なく、具合が悪い。そりゃ当然だろう。酒を飲んで帰っても朝までW杯を観ているのだから。
本日は大人しく社内に残って、さかんに人出の足りない光線を送ってくる本の雑誌編集チームのお手伝い。
4月号で評判が良かった「本棚プロファイリング座談会」を再度行うとかで、その写真の整理。各所からいただいた本棚の写真を書名がわかるようにパソコンで加工。こういう作業をしていてつくづく思うのは、もう僕の身体はデスクワークが出来ないってことだ。30分もパソコンに向かっていると気が触れそうになり、ガス抜きに助っ人青年・鉄平をいじめ、また戻るの繰り返し。
そうこうしていると顧問・目黒が降りてきて「ペレケーノスの新刊がもう置いてある本屋を教えてくれ」という。
えっ?!! ペレケーノスの新刊が出るんですかぁーーーーと大騒ぎ。すっかり売れなくて翻訳されなくなったのかと思っていたのだが、早川書房バンザイ! ペレケーノスバンザイ!! くそー先にわかっていたら、ハリポタ並にカウントダウンしたのにぃ。
しかしネットで調べてみると発売は明日。「どっかないのかよー、早く入るところ。出来れば俺、これから渋谷の東急ハンズに行くから、渋谷で帰ると良いんだけど」と目黒は、だだっ子同然・
というわけで僕が電話するのも恥ずかしいので、事務の浜田が大のペレケーノスファンのフリをしてブックファースト渋谷店さんに在庫確認の電話を入れる。
「あっ、ハイ。折り返していただけるんですか。ありがとうございます。電話番号は、ゼロサンサンニニキュウー……。名前は本の雑誌社の浜田です。」
ご迷惑をおかけしました、ブックファースト渋谷店様。
結局ホウボウに電話したが、まだどこも入荷しておらず、目黒は肩を落としてトトロの森へ。うーむ、俺だって早くペレケーノスの新作が読みたいんですよ!!