7月14日(金)
通勤読書は蜂谷涼著『雪えくぼ』(新潮社)。ついに講談社以外の大手からも蜂谷さんの本が出るようになったのか…と感慨もひとしお。もっともっと読まれていい作家だと思う。ちなみに本書は濡れ場が多く、まさに『中年授業』向き。
書きたくないけど書かずにおれない。
暑い、暑すぎる。
7月半ばでこの状態。果たして僕は無事秋を迎えられるのだろうか?
8月の新刊はやっと本日タイトルが決定した『エンターテインメント作家ファイル108 国内編』北上次郎著。
これは僕自身が読みたくて思わず作ってしまった1冊だから営業にも力が入る。読んだことのない新しい作家と出会いたいとき、あるいは読む本に困ったときにはとても役に立つ本になること間違いなし。北上次郎と浜本を無理矢理口説いて使った本なので、是非、皆様買ってください。
もちろんガイドブックとしての要素だけでなく、北上節炸裂の書評を堪能できます。30年間のなかから選りすぐりの書評を集めているので、結構書き方に変化があったりして面白い。
また作家名五十音順で辞書風にレイアウトし、ベスト10などの付録も付けたりした。面白い本にするために考え得る限りのことはしたと思う。8月末発売予定。
乞うご期待!というか、ぜひぜひ、よろしくお願いします。