7月20日(木)
昨日訪問した、とある大手書店の担当者さんと話をしていたら、アルバイトが集まらないという話題になる。例え入ったとしても2,3日で辞めていかれてしまうことが多いそうで、ただでさえ、売り場は人手不足なのに、いやはやどうしましょう、と深いため息。
アルバイトの人材不足は多くの書店さんが頭を抱えている問題で、いまやほとんどのお店にアルバイト募集の広告が貼られているほど。学生の絶対数が減っているのだから、足りなくなるのは当然なのか、それともやっぱり書店の労働環境や条件が問題なのか?
アルバイトの問題だけでなく、社員や契約社員も30歳くらいで辞めていく人が多い。疲労困憊で身体を壊したり、今後の人生を考えたらとてもこれじゃ食っていけないなどがその理由だ。
このままいくと、本が売れないんじゃなくて、売る人がいなくなるなんてことになるのではなかろうか。