9月20日(水)
通勤読書は、雑誌2誌。『新潮45』と『小説トリッパー』。
買い物や整形している頃の中村うさぎにはほとんど興味がなかったのだが、『女という病』『私という病』(共に新潮社)あたりから猛烈に気になりだした。そしてこの『新潮45』の「続・セックスをお金で買ってみました!アイタタ篇」を読んでぶっ飛んだ! 今これほどまでに自意識や自己と向かいあっている人は、いないのではないか。あるいは女性、男性の性と真っ正面から闘っている人は、いないのではないか。うーん、すごいの一言。
『小説トリッパー』には発行人の浜本のインタビューが掲載されている。「本屋大賞の真実」。何を話すかとても心配だったのが、かなりまともで思わず見直してしまったではないか。何だかなぁ…。写真写りといい、原稿といい、ホンモノよりも良く見えるのが浜本のズルイところだ。
なんてことを出社後事務の浜田に話したら、中村うさぎに興味津々。読ませてやったら大興奮で、僕同様、中村うさぎを見直した様子。おまけに『新潮45』に惚れてしまったようで、毎月定期購読しようかな、だって。恐ろしい。
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昨日訪問したお茶の水のM書店Yさんから「『書店風雲録』売れているよ! みんな『書店繁盛記』と一緒に買っていくよ~」なんて報告を受けた。売れているのはとても嬉しいのだが、何だか複雑な気分。やっぱり本の雑誌社の販促より、ポプラ社さんの方が上…か。うちの本には気づいてくれなかったのか。だって営業ひとりだし、広告費もないし、仕方ないかな。
なんてしばらく落ちこんでいたのだが、もしやこの3年で田口さんの知名度も書店に対する興味も増えたのではと、とても調子の良いポジティブシンキングを発見。そうだよそうだよと思い込むことにする。ひとり営業は、というかチビ会社の社員はポジティブじゃないとやっていけないのだ。
複雑な気分といえば、その『書店繁盛記』の出版記念パーティで名刺交換させていただいた白夜書房の営業マンKさんとの会話。Kさん、この日記を読んでいただいているようなのだが、僕の年齢が35歳だと話したら、相当驚かれていたのだ。「もっと上だと思ってました」。そういえば高野秀行さんにお会いしたときもそう言われたし、初対面の書店員さんにもっとデカイ人だと想像していたなんて言われたこともある。
うーむ。かなり気を遣って書いているつもりなんだけど、やっぱり偉そうな文章になってしまっているのだろうか。これは反省しないと。
ちなみにわたくし杉江由次は、35歳でチビで薄毛でとってもチキンで人見知りの弱弱野郎で、今日も事務の浜田から「サボってる暇があったら『ku:nel』と『Arne』買ってきて」と頼まれ、赤面しつつその2冊を買って帰ったほどのパシリです、ハイ。
しかし『新潮45』と『ku:nel』と『Arne』を同じ日に読むって、どういう神経なんだろう。