9月23日(土) 炎の営業日誌 2006.018
金曜の晩。テレビ埼玉の浦和レッズ情報番組「GGR」を観ていたら、隣でカレンダーを片手に妻が呟いた。
「幼稚園の運動会なんだけど…」
聞こえないフリをして、おお、ワシントンは大丈夫だけど、伸二がダメなのか?なんて呟いていたら、テレビを消され、顔をわしづかみされ、正対させられた。
「幼稚園の運動会があるのよ」
「だっ、だからそれは去年もいっただろう。俺は、娘が大好きだけど、別に娘が走ったり、踊ったりするのには興味がない。生きていてくれたらそれで充分なんだよ。うーん、なんて良い親なんだ、だろ?」
「結局、エメルソンの走りの方が大事ってことでしょ」
「アホ、エメルソンはオイル王のところに行っちゃったよ。今はワシントン!」
言うべきことは言っておかないと、雪だるま式に「レッズ行けない理由」が増えていってしまう。そういやレッズサポ仲間のS出版ヤタベッチ改めヤタ公は「妻はさぁ、子供二人欲しいっていうけど、二人もいたら絶対運動会とかでレッズいけない可能性増えるじゃん。だから俺はひとりで充分」なんて力説していたっけ。そうだよね、そうだよね。うちは二人いるけど、やっぱり運動会や父兄参観よりレッズだよね。
僕やヤタ公からしてみると「普通」のことが、どうして世の中では通用しないんだろうか? つうか、なんで世の中そんなに子供の運動会で盛り上がるの? 大して早くないかけっことか見て何が面白いの? それだったら坪井の爆走の方がずっとカッコイイし、闘莉王の怪しげな走りも最高だ。うーん…。
「大丈夫、安心しなさい。運動会は8日だからジェフ戦の後だし、バザーは28日で、これはジュビロ戦と重なるけど、アウェーだからね。良かった良かった。幼稚園最後の運動会にお父さんがレッズで来られないなんて娘に言わないで済んで。とにかくこの2日は開けておいてね。」
そのカレンダーを覗きこむとまるでぼくの手帳とそっくり。レッズのスケジュールが書き出されているではないか。
「お前、何? レッズ戦のスケジュール知ってたの?」
「え? それはそうよ。あんたこの前さいスタって嘘ついて、川崎に行ったでしょ? あの日から怪しいと思って調べているのよ。だからこれからこっそり京都とか名古屋とか行けないのよ。わかってる?」
「ハ、ハイ…」
中学、高校時代、尾崎豊の歌を聴きまくり、いつも親友のシモザワと「自由になりて~」なんて叫んでいたが、今思い返せば、あの頃なんて自由だったのだ。
★ ★ ★
優勝するための第一の山場・清水エスパルス戦は、ワシントンのゴールと我らサポーターの力によって勝利した。今日は選手、サポーター共に気合いが入っていて、まさに一緒に闘っていた。これから毎試合これくらいの緊張感をもって試合に望まないと去年の二の舞だ。
その去年だったらこういう大切な試合で負けていた。そのことを考えると今日の勝利は大きな壁を突き破ったことになるのだろうが、何だか今の浦和レッズはイタリアサッカーのようで、イマイチ攻めに迫力がない。いや闘莉王を中心とした守りには猛烈に迫力があって面白いんだけど。うーん、難しいなぁ。とにかく勝とう、勝ち続けよう!!