10月10日(火)
3連休明けで出社し、メールを開けるとときわ書房本店のの宇田川さんからこんなメールが届いていた。
「吉村昭を読み始められた杉江さんに一言。もし機会があったら、私の吉村昭最偏愛作品『破獄』(新潮文庫)をお試しくださいませ。傑作ミステリに匹敵するスリリングな、そして男泣き確実のエピソード特盛です!もう俺が死んだら『獄門島』『蘇える金狼』『銀河鉄道の夜』とともに棺に入れろ!くらい大好きな傑作なんですよ(笑)。ぜひ。」※スミマセン宇田川さん。無断で引用してしまいました。
しかし棺桶に入れるほどの偏愛作品とはよほど素晴らしい作品なのだ。これは早く読まねばと思っていたところ、『本の雑誌』11月号搬入のため朝から来た助っ人アルバイト・小野くんが声をかけてきた。
「杉江さん、吉村昭にハマっているんですか? 僕も『漂流』(新潮文庫)を読んであまりの面白さにぶっ飛んで、『星への旅』(新潮文庫)とか『虹の翼』(文春文庫)とか貪り読んだんですよ」
ううむ。何だこの吉村昭熱。すごいな。
すごいといえば、10月8日(日)の朝日新聞書評欄の影響で、朝から『エンターテイメント作家ファイル108 国内編』の注文ラッシュ。もう少しで重版出来そう。ガンバレ! エンタメ108、ありがとう池上冬樹さん。
搬入に若干のトラブルが発生したものの、どうにか無事終え、営業へ。書店さんを覗いたら、なんとカレンダーと手帳がドーンと展開されているではないか。ああ、もうそんな時期なのか。
一年の早さにビックリしつつ、こちらは『本日記』坪内祐三著の事前営業〆切間際のため、師走じゃなくても走り回る。嗚呼!