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横丁カフェ
現役書店員が週替わりでおすすめ本のご紹介します。
●担当者●有隣堂アトレ新浦安店 広沢友樹
2010年4月2日更新
『僕は秋子に借りがある』森博嗣
3月22日(月)名古屋大学 旭屋書店ラシック店 学生の頃の読書といえば森博嗣でした。建築学科二年目の初冬に友人から「すべてがFになる」が良いと薦められて、以降当時の最新刊「有限と微小のパン」まで、とて...
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2010年3月8日更新
『「神様のカルテ」 』夏川草介
2月22日(月)未来屋書店東松本店 リブロ松本店 先日NHKで救急医療に従事する若手女性医師の奮闘ぶりを目の当たりにしました。眠る暇もないその仕事には、的確な診断とすばやい判断が求められ、まさしく激務...
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2010年2月4日更新
『幸福の遊戯』角田光代
1月25日(月)平野書店 6年前、「だれかのいとしいひと」に収録されている「誕生日休暇」という短編小説を朗読で聞く機会がありました。これが角田光代さんの作品との最初の出会いだったと思います。その日のう...
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2010年1月8日更新
『天地明察』冲方丁
12月21日(月)渋谷金王八幡宮→フライングブックス、東塔堂 新年明けましておめでとうございます。今年も8万点を超す流通の現場で頑張ります。毎年元旦は初詣に行くようにしています。一年のうちでこの日ぐら...
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2009年12月3日更新
『吉祥寺の朝日奈くん』中田永一
11月26日 BOOKSルーエ中田永一さんのファンなのかもしれない・・・。初単行本作品「百瀬、こっちを向いて」はまさに僕たちの気持ちを代弁してくれた快作であると同時に、女性のしたたかさをも十全に表現さ...
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2009年11月5日更新
『横道世之介』吉田修一
10月26日(月) TSUTAYA BOOK STORE(東京ミッドタウン)「悪人」を超えた!! との職場の声を聞いて読んでみました。吉田修一さんといえば、その名前からして格好良くて、ルックスも抜群(...
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2009年10月1日更新
『頼子のために』法月綸太郎
9月21日(月) 勝木書店KaBoSあざみ野店横丁カフェも6冊目です。折り返し地点です。いままで紹介させていただいた本は、どれも僕の人生に関わりのあったものを選んできました。半年を迎えた今回は特に僕が...
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2009年9月3日更新
『天職ガールズ』DELUXE CONTINENTAL、 藤原美奈
第一希望でも第二希望、第三希望でもよいのですが、好きなことの仕事に就けている人は幸せであると思いますし、明らかに少数派でしょう。私は社会人5年目ですが、仕事ってなんでこんなに大変なんだろうと思っていま...
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2009年8月6日更新
『智天使の不思議』二階堂黎人
7月24日(金)国立本店→増田書店 小学生のころの文集には将来の夢は探偵になると書いていました。しかし、現実社会では私立探偵が殺人事件に助言するということは皆無なんだと気付いたときには、かなり残念な気...
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2009年7月3日更新
『建築家坂倉準三 モダニズムを生きる 人間 都市 空間』
6月14日(日)神奈川県立近代美術館鎌倉神奈川県立近代美術館では9月6日までの期間、建築家坂倉準三展が開催されています。といっても、僕も含めてサカクラジュンゾウって誰?という人が多いと思います。まず鎌...
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2009年6月4日更新
『夜の公園』川上弘美
5月22日(金) 井の頭公園→百年→古本屋さんかく→リブロ吉祥寺店→国立国会図書館 僕が初めて川上弘美さんの名前と出会ったのは、文学界新人賞の選評だったように思います。学生時代にチラ見していた文芸誌の...
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2009年5月7日更新
『整形前夜』穂村 弘
4月24日(金)リブロ渋谷→リブロ池袋→Café LIBRO 穂村弘の「現実入門」を手渡されて、読んでみてと言われたので読んでみました。 面白い。男性の弱さと脆さが全面に押し出されていて。あと正直。こ...
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有隣堂アトレ新浦安店 広沢友樹
1978年東京生まれ。物心ついた中学・高校時代を建築学と声優を目指して過ごす。高校では放送部に所属し、朗読を3年間経験しました。東海大学建築学科に入学後、最初の夏休みを前にして、本でも読むかノと購買で初めて能動的に手に取った本が二階堂黎人の「聖アウスラ修道院の惨劇」でした。以後、ミステリーと女性作家の純文学、及び専攻の建築書を読むようになります。趣味の書店・美術展めぐりが楽しかったので、これは仕事にしても大丈夫かなと思い、書店ばかりで就活を始め、縁あり入社を許される。入社5年目。人間をおろそかにしない。仕事も、会社も、小説も、建築も、生活も、そうでありたい。そうであってほしい。
有隣堂アトレ新浦安店 広沢友樹 最近の記事
『僕は秋子に借りがある』森博嗣
『「神様のカルテ」 』夏川草介
『幸福の遊戯』角田光代
『天地明察』冲方丁
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