1月22日(水)
知人の息子さんが高校の社会科の授業で「働くおじさん」にインタビューすることになり、その「働くおじさん」の白羽の矢が僕に刺さった。
夕方会社でそのインタビューを受ける。
「おいたちは?」
「なぜ今の仕事に就いたのか?」
「出版営業とはどういう仕事か?」
などなど簡単そうに思えて実は自分でもよくわからない質問が多く、気づいたら汗が額を流れ落ちていただく。しかし最後の質問に至って、ついに言葉を失ってしまった。
「これからの将来について」
まさか希望に満ちた17歳の少年に「もう出版業界に未来はないから、できるだけ早く見切りをつけて違う業界へ転職したいです」なんて切実に答えるわけにもいかないし、だからといってアホみたいに明るいことを話せない。うーんと唸りつつ、最後の最後に「今しか考えてないんです。」なんて発展的にも一生懸命にも思える言葉を発し、どうにか誤魔化してしまった。
この日宿題として夜遅くまで将来について考えた。うーん、やっぱり何も浮かばない。