3月14日(金)
藤沢、戸塚、川崎と営業。週末になるに従って、無意識に足が上がらなくなっていき、本日も川崎駅の1センチほどの突起に蹴躓いてしまった。どうにかバランスを保ち、転びはしなかったものの、なんと革靴のつま先がベロリと剥がれる。
仕事を始めた頃、これでもまだお洒落を気にしていて、スーツも靴もそれなりに高いものを買っていた。やっぱりデキるビジネスマンは見た目も大事と、デパートやらショップやらそういう綺麗なおねえさんとおにいさんのいる店で買っていたのだ。
ところが、その月給の半分くらい費やして手に入れたスーツが一年でダメになり、靴も半年ちょっとですり減り傾く。自分がビジネスマンでなく、単なる労働者と気づいた瞬間だった。それ以来とにかく安いものを探して、完全に消耗品として認識している。
いつもいつも思うのだが、どうしてこのように失費の多い営業マンに対して、スーツ手当や革靴手当というものがないのだろうか? あるいはほとんど外食しなければならないので昼食手当が…。本の雑誌社はいまさら言うのもなんだけど不思議な会社で、「夕食手当」というものだけが忽然とある。なぜこの夕食手当だけがあるのかよくわからない。
川崎駅のベンチに座って、ペコペコ開くつま先をいじりながら、今年の春闘はベアも定昇もいらないから(といってもその言葉の意味もわからない…)、とにかくこの「スーツ&靴手当」と「昼食手当」の支給を訴えようと考える。でも、僕以外誰も賛同してくれないし、浜田なんか「変な上司手当」が欲しいなんて言いだしそうだなぁ…。
その後は、急遽新しい靴を買うわけでもなく、摺り足で書店さんを廻った。