WEB本の雑誌

4月2日(水)

 朝、発行人の浜本が出社してくるなり高らかに宣言をした。

「今日から会社は分煙だ! 煙草を吸うときは給湯室で吸い、窓をしっかり開けること!!」

 いったいどういう理由でいきなり宣言したのか分からないが、よく考えてみると今までこんな狭い会社で一切禁煙や分煙に取り組んだことがない方がおかしいのだ。煙草を吸わない松村、浜田、小林、そして助っ人学生のみんなにとっては、猛烈な暴力であったのではないかと深く反省する。

 ちなみに本の雑誌喫煙派は、浜本と金子と僕で、それぞれ1日2箱、3箱、1箱とストレスに応じた喫煙本数になっている。

 このまま煙草が辞められれば良いなと思いつつ、珍しく浜本の指示に素直に従い、給湯室でぼんやり煙草を吸っていた。すると発行人の机からモワモワ白い煙が上がってくるではないか…。

 それは高らかな宣言から15分後のことであった。