WEB本の雑誌

6月27日(金)

 書店さんを廻っていると、自社出版物に対しての様々な意見を伺う。

 例えば今だとフェア展開用に「本の雑誌」8月特大号で発表になる<上半期ベスト10>の事前情報を渡しているのだが、そのベスト10のラインナップが良いとか悪いとか、新刊の中味や装丁についてだったり、あるいは本の雑誌社とは本来関係ないことなのだが、北上次郎推薦帯があまりに多すぎるとの批判であったり…。

 難しいのは、ある書店さんでダメだしを喰らったものが、次の書店さんでは高評価を得たりすることで、どちらの批評も聞けば納得なのだが、結局自分たちにしっかりとしたポリシーというか方針を持っていないと、何を信じて良いのか分からなくなってしまう。

 あとひとつ非常に残念なのは、この批評が直接編集者に届かないってことだ。結局多くの出版営業マンが、編集者に対してストレスを溜め込んでいくのは、この辺の話が伝わらないからだろう。

 作り手と売り手の間。そこはかなりキツイ立ち位置でもある。