WEB本の雑誌

12月5日(金)

 相棒とおるが出張先の韓国からメールを送ってきた。「焼き肉の食い過ぎで胃が痛い」。まったくこいつは、暢気というか、アホというか、どこへ行っても「とおる」でいられる幸せな奴だ。

 しかしそのくせ出張前日に電話したときは、初めてのひとり海外出張で、埼玉弁と関西弁の混じったインチキ英語が伝わるのかどうかビビリまくりで、「先月アメリカに行ったときはまったく通じなくてアメリカ人に大げさに手を広げられてまったく役立たずだったっち」と泣き言を漏らしていたのだ。

 まあ、いつもそんな感じでビビリマン→爆裂男化していく、典型的な本番勝負型人間で、ここぞというときには一切遠慮せず言いたいことを言いまくるのはまさに有能営業マン。いやはや本番に弱く炎どころかつかみ所も押しもない「風の営業」をしている僕としては、爪の垢をもらいたい。

 本日は、私的待望の『書店風雲録』の搬入日だから、朝からソワソワワクワクで落ち着かない。とにかくこの本を売るためだったら何でもしてやる、熱湯風呂でも飛び込んでやるかと、社内の中心で想いを叫んでみたが、一切無視されてしまった。入社7年目にしてついに「そして誰も口を聞いてくれなくなった」ってことか。

 ああ、とにかく早く『書店風雲録』が店頭に並んでいる姿を拝みたい…。