担当=杉江松恋

物理の北山、ここにあり!『「石球城」殺人事件』が凄い
2026年7月30日15:52

【今週はこれを読め! ミステリー編】

物理の北山、ここにあり!『「石球城」殺人事件』が凄い
 物理の北山、ここにあり。  北山猛邦『「石球城」殺人事件』(講談社)は、同月に発売された辻村深月『ファイア・ドーム』(小学館)と2026年...
マルク・ラーベ『スズメバチ』が抜群におもしろい!
2026年7月20日15:55

【今週はこれを読め! ミステリー編】

マルク・ラーベ『スズメバチ』が抜群におもしろい!
 シリーズ三冊目なのだけど、ぜひとも読んでもらいたい。  スリラーとして抜群におもしろいのがマルク・ラーベ/酒寄進一訳『スズメバチ』(創元推...
驚異の新人・宮島明道の『刑事の境界線』がすごい!
2026年7月14日10:35

【今週はこれを読め! ミステリー編】

驚異の新人・宮島明道の『刑事の境界線』がすごい!
 これは驚異の新人、と呼ぶべきではないのだろうか。  宮島明道『刑事の境界線』を読んでそう思った。文庫オリジナルでの発売だし、今のところそん...
祝CWA賞! S・A・コスビー『灰の王』
2026年7月6日11:25

【今週はこれを読め! ミステリー編】

祝CWA賞! S・A・コスビー『灰の王』
 S・A・コスビー、ついに英国推理作家協会(CWA)賞に。  これを書いているのは2026年7月3日で、未明に英国推理作家協会賞の選考結果が...
心を鷲掴みにする短編集〜ウィンズロウ『ファイナル・スコア』
2026年6月24日15:00

【今週はこれを読め! ミステリー編】

心を鷲掴みにする短編集〜ウィンズロウ『ファイナル・スコア』
 ウィンズロウ、辞めるの辞めたってよ。  犯罪小説の王、ことドン・ウィンズロウが『業火の市』『陽炎の市』『終の市』の三部作を持って創作活動を...
楽しみどころがいっぱいの羽生飛鳥『歌人探偵定家 弐 百人一首推理抄』
2026年6月13日08:55

【今週はこれを読め! ミステリー編】

楽しみどころがいっぱいの羽生飛鳥『歌人探偵定家 弐 百人一首推理抄』
 これ、読む人によって感銘を受ける箇所が違う小説なんだろうな。  羽生飛鳥『歌人探偵定家 弐 百人一首推理抄』(東京創元社)は、二〇二四年に...
芦沢央の手の内を覗けるような作品集『あなたが正しくいられたとき』
2026年6月3日09:40

【今週はこれを読め! ミステリー編】

芦沢央の手の内を覗けるような作品集『あなたが正しくいられたとき』
 作家の手の内をあれこれ想像するのは楽しい。  芦沢央『あなたが正しくいられたとき』(文藝春秋)はノンシリーズの作品集なのだが、にもかかわら...
みっちり詰まった民俗学ミステリー〜黒木あるじ『おしら鬼秘譚』
2026年5月25日20:00

【今週はこれを読め! ミステリー編】

みっちり詰まった民俗学ミステリー〜黒木あるじ『おしら鬼秘譚』
 これは油断がならない小説だぞ、と46ページまで読んだところで呟いた。  黒木あるじ『おしら鬼秘譚』(KADOKAWA)の主人公は、南東北を...
最も妙なクリスマス・ミステリー〜小松立人『そして物語のおわりに』
2026年5月1日11:00

【今週はこれを読め! ミステリー編】

最も妙なクリスマス・ミステリー〜小松立人『そして物語のおわりに』
『そして物語のおわりに』は、今までに書かれた最も妙なクリスマス・ミステリーである。  そんなジャンルを正式に定義した人は寡聞にして知らないが...
山白朝子の「作家小説」短篇集〜『スコッパーの女』
2026年4月14日12:50

【今週はこれを読め! ミステリー編】

山白朝子の「作家小説」短篇集〜『スコッパーの女』
 作家という無限の暗闇を抱えた存在についての小説である。  山白朝子の最新短篇集『スコッパーの女』(KADOKAWA)の刊行を、私は心待ちに...