3月16日(金)
totoのことで頭がいっぱい。柏と札幌は怪しいとか、東京Vもやりそうな気がするなんてことを延々考えこんでいる。事務の浜田が出荷や伝票についていろいろ聞いてくるが上の空。金曜夕刻の目黒さんの気持がわかる。
赤坂見附のB書店を訪問する際、途中の携帯電話屋で行列を発見する。いったい何だ?と思ったらtotoの購入で並んでいる。おぉ、こんなに混んでいるのか。いきなり1億円が出てしまい、俄然注目度が上がってしまったようだ。これは早めに買わないと時間切れになるんじゃないかと焦りだす。
遅い昼飯を食いながら、あわててマークシートに記入。今回からは、シングルでの一発勝負をあきらめ、マルチで当てに行く作戦に変更。僕は大きな勘違いをしていた。シングルとマルチで配当が違うのかと思っていたのだ。実はそうではなく、ただ単に煩雑な記入を楽にしているだけだったのだ。この間1億円当てた人は、なんと20万円分も購入していたとか。うーん、20万はさすがにキツイ。
渋谷Y書店さん近くでtotoを購入し、頭を仕事に切替る。
H書店のHさんが「こんど引越しして通勤2時間になるんですよ~」となぜか笑っていう。不思議に思いながら「大変ですね」と答えると
「でも、これで1日1冊は通勤で本が読めますね」と笑う。
本好きの恐ろしい発想転換。
さてさて、会社に戻ったら、編集部の金子がうろちょろし、社内中のパソコンをいじっている。本の雑誌社も一応電脳化していて、ひとり一台程度パソコンが設置されている。すごい!と思われるかもしれないが、実は、その半分以上が各自持ち込みなのだ。僕はiMACを買う前に家で使っていた古いマックを持ってきて自分の机に置いているし、金子も同様で、仕事用に改造したMACを使用。
それは発行人浜本も一緒で、自慢のデスクトップは2000年冬モデルとかいうスキー板みたいなVAIOなのだ。
まあ、そんなことはどうでもよくて、今日金子がウロウロしていたのは、そのパソコンをすべてつなげようとしていることだった。ああでもないこうでもない、とぶつぶつ言いながらも夜にはなんとすべてつながってしまって、浜本宛てに書類なんかをパソコンで送れる。社内LANの完成!
しかしいったい、こんな小さな会社で何の意味があるのだろうか?「おーい」と言えば聞こえるし、コピーすればいいものじゃないのか?しかし優しい本の雑誌一同は、一生懸命な金子を前にして誰も聞けなかった。