WEB本の雑誌

4月6日(金)

 本厚木のY書店さんを訪問。駅前のロータリーでペルー人バンドが「コンドルは飛んでいく」を弾いていた。大勢の人々がふっと歩みを止め、気ぜわしい日常生活から、つかの間の脱却を試みるかのように、うっとりと耳を傾けている。

 しかし、僕は大きな疑問で頭がいっぱい。
 なぜならこのペルー人達をしょっちゅういろんなところで見かけるからだ。新宿、池袋、船橋、柏、大宮、本厚木・・・。ひとり営業マン以上にあちらこちらの出動していることになる。いったいどうなっているんだ?

 僕が見かけているバンドは全部同一人物なのだろうか?それにしてはかなりの場所で見かけるし、同じ日に違う場所で見たこともあるような気がする。あれだけの機材を持っての移動となれば大変だろうし、でもちょっと太った人がいて、ノッポがいて、チビがいて、うーん、同じメンバーに見えるんだけど。

 はっと思い立って、大阪在住の相棒とおるに電話する。
「あのさ、大阪にもペルーの路上バンドっているの?」
「いるいる。梅田で見たことあるよ。」
「うーん・・・。」
「で杉江、用事は?」
「ああ、これだけなんだけ。」
「おまえねぇ、人のことネットで遊び人のように書いているけど、お前も少しは仕事した方がいいよ。」

 うーん、大阪にも出没しているとは…。謎は深まるばかり。

その後は、町田へ移動し、Y書店のOさんに約束していた浦和のラーメン屋さんの地図を渡す。「今度レッズ戦の帰りにでも寄ります。すごい楽しみ!」とそこから話は大脱線。

 やっぱり僕もちゃんと仕事をした方が良さそうだ。