WEB本の雑誌

4月26日(木)

 綾瀬駅で清算しようと列に並んでいたら、こんこんと肩を叩かれる。落とし物でもしたのかとあわてて振りかえると先月まで契約社員で働いていた渡辺くんが立っている。約1ヵ月ぶりの再会を祝してビールでも…と思ったけれど時はまだ1時過ぎ。さすがにそれはまずいと駅前にあったドトールでアイスコーヒーで乾杯。

 たった1ヵ月でも何だか無性に懐かしく、思わず長話。お互いのお気に入り本で、今年待望の新刊が出るという噂の原リョウ・沢崎シリーズが出たらまた会おうねと約束して別れる。

 その後、仕事に戻り、駅前のY書店さんを訪問。すると今度はT店長さんからお茶に誘われ、先ほど出てきたドトールに舞い戻る。そしてまた同じアイスコーヒーを注文してしまう。うーん…。せめて違うものを頼めば良かったと、だるくなりだした胃をさすって後悔するが時既に遅し。Tさんから本の雑誌の昔話を聞いて胸を熱くする。

 常磐線を細かく移動し、最後の書店さんでまたもやお茶に…。書店さんはいつも忙しく仕事をしているので、こんな風にお茶に誘われることがそうそうあるわけでもなく、また迷惑になるんじゃないかとこちらから誘うこともほとんどない。何だか今日は非常にめずらしい展開だ。

 おとぼけ頭のバカ野郎(僕のことですが)は、またもやここですっかり今までのことを忘れてアイスコーヒーを頼んでしまう。ひと口目を飲んだところで胃がブルブルして思い出すが、またもや時既に遅しで。つらいけれど、さすがに水で薄めるわけにもいかず、隣りの女性が飲んでいたオレンジジュースを思わず奪いそうなるがじっと我慢。

 コーヒーは一日一杯で充分。今後は気をつけよう…、でもきっと忘れるんだろうなあ。