4月25日(水)
新宿S書店Fさんを訪問したら、顔見知りの営業ウーマンS出版のSさんにバッタリ。かつては出版営業に女性は向かないと言われたが、なんのなんの。今は女性の方が多いくらいで、夜の飲み会も女性の方が元気が良いくらいだ。うーん、男として負けてたまるか…なんて考えようと思ったけれど、性別なんて関係ないか。
Sさんと情報交換しつつ、先日の当欄で書いた横浜S書店Hさんの退職の話をしたら、僕と同じように肩を落としてガックリされていた。やっぱり営業マンはみんなこういう別れがつらいんだ…。
Sさんと話していて、実は気づいたことがひとつあって、それはSさんにHさんの名前を出したとき「Hさんって○子さんですよね?」と突然聞かれたことなのだ。僕は営業していて、名刺交換をしてもよほど変ったヨミ方をする人以外、下の名前を覚えていない。名字だけが頭のなかにインプットされ、その後の訪問では、「○○さん、こんにちは」と名字を呼んで挨拶することになる。
ところがこのSさんのように下の名前をしっかり覚えている営業マンがいて、よくよく思い出してみると、同じく顔見知りの営業ウーマンTさんと話していたときも、お互いの会話のなかで出てくる書店員さんを僕は名字、Tさんは下の名前で話していたことがあったのだ。
うーん、女性は人と会ったときに、下の名前をインプットするものなのかなあ。
よくわからないけれど、自分の努力が足らないように気がして思わずうな垂れる。